【決起ブログ】4年 スタッフリーダー 依田桜子

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平素より成城大学男子ラクロス部への多大なるご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。本年度、スタッフリーダーおよび審判リーダーを務めております、4年の依田桜子です。

“スタッフリーダーとはどんな存在か。”

この半年間、自問自答を続けてきました。

成城大学男子ラクロス部のスタッフという20名の組織におけるスタッフリーダーとは、側から見たらちっぽけな存在です。だけど、私にとっては、この6ヶ月間毎日向き合ってきた、切っても切り離せない大切な存在でした。

いつの日からか、「誰かの希望や原動力となる人になりたい」と思うようになりました。これは、「誰かの希望や原動力であり続ける」という成城大学男子ラクロス部のチーム理念とも重なります。

「あの人についていきたい」

「あの人のようになりたい」

「あの人が頑張っているから自分も頑張れるかも」

「あの人のためにあと少し頑張ってみたい」

もしそんな風に思えるリーダーがいたら、きっと全員が同じ方向を向いて頑張れる。そんな組織をつくれるのではないかと思いました。

だから今年の半年間、私はスタッフリーダーとして、スタッフ一人ひとりと向き合うことを何よりも大切にしてきました。

今まで、自分以外の人間に興味がなかった私にとっては、これは大きな成長であり、挑戦でした。

大したアドバイスなんてできないし、現実的な思考で感情に寄り添うことも得意ではありません。人の話を聞きながら「じゃあ〇〇したら良いじゃん」なんて思うことも少なくない。そんなド直球アドバイスでその子を傷つけてしまうのではないか、そもそも心を開いてもらえないのではないか。そう思うと、一人ひとりと向き合うことがどうしようもなく怖かったです。

1on1mtgを行い、一人ひとりと向き合う中で、自分なりにその子を理解しようと努めました。練習中は常に周りを観察し、その子の性格を知り、どうすればモチベーションを引き出せるのかを考え、その子の良いところを見つけ、普段から積極的にコミュニケーションを取るようにしました。

理想を追い求めれば、みんなに言いたいことなんて山ほどあります。でも、それを全てぶつけたところでチームは前に進まないし、誰もついてこない。努力の基準は人それぞれで、部活に割ける時間も、ライフスタイルも家庭状況も人によって違う。私がむやみやたらに怒ることが間接要因となり、スタッフが減少したら全てが水の泡。でも、このチームの未来のために、言わなければならないこともある。その嫌われ役を引き受けることも、スタッフリーダーの仕事でした。

なぜそれをやる必要があるのか。またどういう伝え方をしたらいいのか。そこに至った背景まで自分の中で整理してから伝えるようにしました。それが単なる感情論であっては聞く耳を持たれないし、自分の立場だけの意見であれば納得してもらえない。全ての役職、学年の立場に立った上で考えることは非常に難しかったです。

そんな中で、半年間試行錯誤しながら、全員と信頼関係を築き上げてきました。2月にはまだ少し壁を感じた2年生たちも、先月のmtgでは、私の前で本音を語りながら涙してくれたり、「もっと頑張りたいです」と熱く話してくれる子がいたり。はたまた、「桜子さんみたいになりたい」と伝えてくれる子がいたり。普段あまり見せない一面を自分に見せてくれることが、信頼してもらえているようですごく嬉しかったです。

ここまできてようやく、「自分がやってきたことの方向性は、間違っていなかったのかもしれないな」と思えるようになりました。

引き継ぎという概念がなかったこのチームにおいて、いきなり莫大な責任を背負わされ、それに応えられるように必死に前進し、自分が実現したいスタッフ組織を追い求めてきました。時には悪しき風習を取っ払い、みんなを振り回してしまったこともあったかもしれません。それでも、ここまでついてきてくれたみんなには本当に感謝しています。

こうして、チームのために費やした時間は、決して無駄ではなかった。こんな拙い姿でも、どこかの誰かの希望や原動力になっていたら嬉しいです。引き続き、私らしく最後までエンジン全開で頑張ります。

なぜ私がここまで「誰かの希望や原動力でありたい」と思うのか。

その原点は、1年生の頃に経験したある出来事にあると思います。

時は遡り、1年生の2月のこと。

審判試験に合格し、新規講習会に参加していた時のことです。

5、6人のグループに分かれて実地講習に参加していた私は、ほぼ初めて他大学のスタッフと出会いました。そこにいた子たちは顔見知りが多いらしく、楽しそうに話しており、完全アウェイな私。

講師の方に大学名を聞かれ、左から順に「慶應です」「立教です」「日体です」などと、ラクロス強豪校ばかり。

一方、何も知らぬ私は、「成城大学です!」と元気に答えました。すると講師の方は、「どこだそれ」と言わんばかりの表情。その瞬間、成城大学がラクロス界においても、まだ名も知れぬ大学なのだということを初めて猛烈に実感しました。

そこからチームは成長を遂げ、2年生の12月には2部昇格。

個人としても、KPMG SEKAI CROSSE、U20AS、2級昇級、A1広報など、さまざまな経験をさせていただきました。

外の景色を人より多く見てきた私だからこそ、一つだけ言えることがあります。

それは、成城大学男子ラクロス部は確実に、多くの人に知られ、そして愛されるチームへと飛躍的に成長しているということです。

ここ数年間で、有難いことに「成城応援してるよ!」と言っていただける機会が本当に増えました。他大学の同期のスタッフや選手、U20で携わっていただいたコーチの方々、審判の仲間たちなど、多くの方が成城を知り、応援してくださっています。

多くの強豪校が立ち並ぶ中で、このチームを知り、応援してもらえるようになるまで、一人の力では決して辿り着けません。部員一人ひとりが理念を意識し、「誰かの希望になりたい」「誰かの原動力になりたい」と思い、それを体現し続けてきたからこそ、ここまで来ることができたのだと思います。

まだ名も知られていなかったあの頃のチームが、こうして応援してもらえるようになるまで。その過程を一部始終見てきた私にとって、これほど誇らしいことはありません。

このチームは必ず、数年後、ビッグになります。私が保証します。これから先、このチームがもっと多くの人に知られ、もっと多くの人に応援されるようになるために、今の自分の存在がほんの少しでも役に立っていたら嬉しいです。

今年のチームは、まだ未完成です。課題もたくさんあります。だからこそ、ここからどこまで成長できるのかが楽しみです。選手、スタッフ、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そしていつも応援してくださるすべての方々。たくさんの人の想いを背負って、私たちはリーグ戦を戦います。

私自身、試合が始まったら、特別なことができるわけではありません。

それでも、「誰かの希望や原動力になりたい。」

この想いだけは、この半年間ずっと変わりませんでした。

そして、部員一人ひとりが誰かの希望となり、原動力となることで、成城大学男子ラクロス部はこれからも愛されるチームになっていくと信じています。

このチームの歴史の一部になれることを誇りに。

そして、ここまでついてきてくれたみんなへ。最後までついてきてください。後悔はさせません。

私はこのチームで、この仲間たちと、勝ちたい。

必ず一部昇格。

みんなで笑って終わりましょう。

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