【始動ブログ】新4年 REF 依田桜子

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平素より、成城大学男子ラクロス部への多大なるご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。

今年度、スタッフリーダー兼審判リーダーを務めます、新4年依田桜子です。

新チームが始まり1ヶ月以上が経ちました。部員のみんなはどのような心境でしょうか。

順調に成長を実感している人もいれば、思うようにいかず悩んでいる人もいると思います。

ですが、この1ヶ月で確実に言えることは、

私たちはもう既に、さらに生まれ変わったチームになり始めているということです。

私は、下級生の頃から「自分の代ではこうするんだ」と、頭の中で組み立てては、さまざまな想定を繰り返してきました。その度にこれじゃ上手くいかない、誰かに負担が偏ってしまう、もっといい策はないか、と考えては没にして、時には誰かに相談して、他部活の様子を聞いたりと、この1年のために多くの時間を費やした自負があります。

12月13日、2,3部入れ替え戦勝利。そして、34期の引退。

完璧なスタートダッシュを切るつもりでした。

しかし、現実は既に思い通りにいかないことばかり。組織を引っ張ることの難しさと自分の無力感をただひたすら痛感しています。

今年の成城大学男子ラクロス部は、オンフィールドでは選手の人数・技術・戦力の不足、オフフィールドでは資金や運営面の課題が山積しています。

昨年度と比較すると、不安要素しかありませんでしたが、それでも、ここ1ヶ月の中でこのチームならではの強みを発見することもできました。

それは「”全員で”戦っていること」です。

部員数は、現在選手28名、スタッフは10名の計38名で活動しています。文字通り、”全員で”戦わなければ一部昇格も、二部で生き残ることすら許されない状況です。

そんな中で、新2年生は、初めてのリーグ戦に向けて少しでも上級生に追いつこうと、必死に練習にしがみつき、誰よりも最後までプレーしている様子を本当に頼もしく感じています。壁打ちと筋トレを毎日欠かさず、さらにオフの日には武者や外部のクリニックにも自ら声を掛け合って参加したり、ユースにもチャレンジしたり。

新3年生は、今年主力で戦うこと間違いなし。日本語がちょびっと弱かったり、ルールを守ってくれなかったりと、少し不安は残りますが、ラクロスへの思いは間違いなく本物です。ラクロスおばかさんしかいないこの学年は、今年チームを引っ張ってくれる存在だと確信しています。特に翼は、合宿を経て目に見えて変わったうちの1人だと思います。個人の変化は、チームにとって確実に起爆剤になります。今後も期待しています!!

このように、一人一人が、確実に変化し続けている様子を間近で感じ、心から嬉しく思うのと同時に、新4年生にはまだまだできることがあると私は思っています。ほとんどがリーダー職に就き、組織運営に、後輩の育成、日々の業務連絡や意思決定など、マストでやらなければいけないことに追われています。その大変さには最大限のリスペクトと理解を示します。まずは毎日本当にありがとう。

でも、私はもっとみんなならできると信じています。やることの多さを言い訳にして、自身の成長を後回しにしていませんか?限られた時間の中で技術を磨き、人間力を磨き、誰かの希望や原動力になってください。これは私自身もまだまだできていないことですが、みんなにも今、問いかけたいです。

「組織はリーダーの器を超えない」

これは、U20のHCであるモナさんが、先日の懇親会でおっしゃっていた言葉です。今、その意味を痛いほど感じています。

ここで言う器とは、リーダーの能力や視座、人格を指します。

まずは、能力。

それはラクロスにおける技術のことです。成城には上手な選手が多くいます。もちろん、成城の中で上手い選手であることは素晴らしいです。しかし、外を見れば、同じ、あるいはそれ以上の技術を持つ選手はさらに多くいます。成城の中で上手な選手たちが現状に満足せず、さらに自らを引き上げ続けることで、チームの基準も上がり、下級生も自然とそこを目指すようになる。新4年生は、特に技術の優先順位が下がりがちだと思いますが、新4年生”だからこそ”自分の技術を磨き続けてください。

スタッフも同様です。審判・TR・ASとしての知識や技術を常に更新し続けましょう。

次に、視座です。

視座の高さは、チームの成長と密接に関係しています。リーダーがどのレベルの視座で物事を考え、行動しているのか。高い視座を持ち続けるリーダーがいれば、チームの成長に天井はなく、確実に上へ上へと伸び続けていくでしょう。

しかし、もしリーダーが諦めの姿勢を見せたらどうでしょうか。チームの限界は、そのリーダーによって決めつけられてしまう。そして、それを超えることはできません。だからこそ、リーダーは常に未来を見続けなければならないのだと思います。

最後に、人格です。

リーダーの人格もまた、チームに良い影響も悪い影響も与えます。これは、私自身が課題だと感じている部分です。高い目標に向かって行動しているとき、チームに対して自分と同じ基準の成果を求めてしまうことがあります。それは良い側面もありますが、強制力を持たない部活動においては、不正解になることも多いと感じています。

また、私は実は対面で話すことが少し苦手です。部活中も、もしかしたら話しかけにくい雰囲気を出してしまっているかもしれません。

だからこそ、一人ひとりにきちんと向き合い、寄り添い、苦手なコミュニケーションから逃げずに、積極的に言葉を交わしていく努力をすることをここに約束します。

人格もまた、磨き続けるものだと思います。リーダーとして胸を張れる存在であるために、まずは自分自身を変えていきます。

そして、その人格が最も問われるのが、私の立場です。

スタッフリーダーとして、幹部メンバーとして、私の意見は強くチームに反映されます。言ってしまえば、自分の思い通りに組織を動かすこともできてしまう。しかし同時に、自分の一言で何もかも変えてしまうほどの影響力を持っているということでもあります。

私はそれを、ときどきとてつもなく怖く感じます。

だからこそ、常に責任ある言動を貫くこと。

リーダーとして「誰かの希望であり続ける」という理念を体現し続けること。

それを忘れてはいけないと、強く思っています。

最後まで仲間を信じ、自分を信じる。

限界を感じてもいい。でも、絶対に諦めない。その限界を“突破する”ために何ができるのかを考え続けてください。突破口は必ずあると、私は思います。

そして、突破口を探し、行動し続けることそのものに意味があります。たとえ自分たちの代で達成できなかったとしても、その姿を間近で見ていた後輩が意思を受け継ぎ、達成してくれるのなら、それは私にとって本望です。

だから私は、まず自分の器を広げ続けます。

能力を磨き、視座を高め、人格を磨き続けます。組織が私の器を超えられないのなら、その器を、限界まで押し広げていくしかない。

このチームの未来を、リーダーの覚悟で決めないために。

そして、38人”全員で”本気で戦える組織であるために。

私は、逃げずに向き合い続けます。

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